ダイエットをして急激に体重を落とした時に、生理が来なくなった経験をしたことがある方もいると思います。
妊娠中や授乳中、以前は通常にあった生理が3ヵ月以上止まった状態を「続発性無月経」といい、特に仕事や人間関係によるストレスや無理なダイエットをした時に起こります。
通常は女性の体は、卵巣から出る女性ホルモンの働きで毎月決まった周期で生理が来るようにコントロールされていて、卵巣が脳で視床下部や下垂体からの命令を受けて女性ホルモンを分泌しています。しかし脳が急激なダイエットなどの体に強いストレスを感じると正常に機能しなくなり、卵巣から女性ホルモンの分泌が低下していることから起こります。
体重が減ると栄養不足になったり、身体の生命維持を優先して心臓や肺、脳への栄養を優先されて卵巣に十分な栄養がいかないからです。