洋ナシ型男性が50代の時期に気をつける食事のポイントは日本食です。
日本は戦後になって食事の欧米化が進み、伝統的な日本食を食べる人が少なくなっています。伝統的な日本食はエネルギー量を抑えることができ、西洋料理に比べて脂質が控えめです。
食物繊維やビタミン、ミネラルも多いので動脈硬化など生活習慣病の予防に有効です。LDLコレステロールを増やす動物性の脂肪はできるだけ避け、不飽和脂肪酸が多く含まれる植物性油脂を使うと贅肉がつきにくくなります。調理法も工夫して網焼きやグリルにすると素材の余分な脂を落とすことができます。蒸し料理だと油を使わないのでヘルシーです。
肉を食べる場合はロースよりもヒレ肉やモモ肉を選び、鶏肉の脂身は取り除いて使います。